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齋藤です。
昨日の２１時あたりからチラチラと入ってくる速報。今朝の道新に「あー、やっぱり」という内容が書かれていました。
７月１１日までの３週間北海道（を含むいくつかの都道府県）は蔓延防止等重点措置へ移行。
措置に伴い飲食店には引き続き営業の自粛を要請し、アルコールの提供は１９時までとする方向で検討中、ということですね。
ここ数日、あれこれ情報を調べていて、蔓延防止等重点措置では飲食店に休業要請することへの法的根拠が無いということを知り、だったら１９時まで（って、このこと自体がもはや休業要請みたいなもんですが、、、）だろうなあ、と予想はしておりましたが、そのとおりとなりそうです（蔓延防止等重点措置へ移行する正式発表は今日、さらに、札幌市の飲食店への要請内容の決定は明日のようですが、これまでのことを考えると、報道されている内容とずれたことは無いかと思うので、この通りになるのでしょう）。
マスコミ報道で「もう限界。何を言われようが２１日からは通常営業に戻す」という声も多数とのことですが、それはそれで経営判断。その人達のことをなんら言える立場にはありませんし、その気持ちは良く理解もできます。
セーフティーネットとか横文字のよくわかんない制度で多額の借金をさせられ（いや、借金したのは自分の意思ですけれどね）、今はそれを取り崩して会社が倒産しないようになんとか踏ん張っているだけの状態。数年後に返済が始まるまでに元通り、いや、元通り以上にお金が回り始めないと、返せなくなって自動的に倒産。それをもう待ってられねいや！って気持ちは十分理解できるところです。。ウチも他人事ではありません。ほんと、現金がどんどん無くなっていく恐怖なわけです。。。
さて、前置きが長くなりましたが、じゃあ、澄川麦酒の直営店はどうすんの？って話。
正直悩んでいます。
１９時までビールを出してよろしい、と言われても、平日、お仕事帰りの皆さまがお店に来てくださる時間は１８時過ぎ。ちょっと残業などあれば、もう１９時には間に合わない。。
わずか６０分弱の中で何ができるのか。
そもそも、皆さんが来てくださるのか。
ビールが回転せず、ただ傷んでしまわないか。
マイナス思考をなんとか止めようとしても、良いことをあまり思い浮かべることができません。
賢明な皆さまはすでに新型コロナ対策に於いて飲食店への自粛要請はもはやさほどの効果は無いことはご理解されていることと思います。私もそう思います。
だったら気にせず通常営業に戻しちゃえば？というアイデアもあるのかもしれません。
でもなあ。。。
何が正しいのか、何をやれば良いのか。
とにかく今は、従業員の雇用を守ること。そのためにできる最良の解をもう少し思い悩んでみたいと思います。
長々書いたのに、結論をビシっと発表できなくてすいません。
でも、これが世の中の飲食店経営者の今の気持ちじゃないのかなあ、と思います。。。
もう少しお時間ください。
（早くタイトル画像のようなことをしたいですよね）