澄川麦酒を応援して下さっている皆様に大切なお知らせ

平素より澄川麦酒を応援して頂き本当にありがとうございます。

澄川麦酒は2011年に創業者の齋藤泰洋が札幌市南区澄川の地で地元の皆様にドイツをメインとした世界のクラフトビールの素晴らしさを知って頂こうと、まずはバールとして創業し、その後2018年にビールの本格生産に入って早5年の月日が経ちました。その間、コロナ禍をはじめとして様々な苦難に見舞われましたが、応援して頂けるファンやお取引先様のお蔭で何とか今日までやって来れました。

その創業者である齋藤ですが、コロナ禍の末期辺りから体調の不良を訴え、しばらく騙し騙しビールの製造や営業を行って来たのですが、5月に入ると体調も限界に来てしまい、6月より療養に入っておりました。
おかげさまで少しずつ回復傾向にはありますが、完全復帰にはもう少し時間がかかりそうということもあり、話し合いを重ねた結果、ひとまず健康の回復を最優先するという事で、6月末付をもって取締役を辞任し、会社の経営から離れる事になりました。

齋藤の地域への想い、美味しいビール造りへの情熱が当社の礎となっていたので、齋藤を第一線から失う事は会社の精神面、経済面での大きな損失となる事は申し上げるまでもない事です。

ただ、その一方で、澄川麦酒には若くそしてエネルギー溢れ、そして新しい感性を持つブルワーがしっかり育っているのも事実です。今後当社はその若い力に頼る事とし、齋藤とともにビール製造を行って来ました木村亮太が会社の新しい社長、顔として舵取りを行う一方、親会社の代表取締役である村田哲太郎が新生澄川麦酒の代表として経営面を堅めて参ります。なお、齋藤は、相談役として新体制をバックアップして参ります。

今後とも、今まで以上に皆様に愛されるビールを造るべく、全身全霊で頑張って参りますので、引き続きのご愛顧、応援の程を何卒宜しくお願い致します！

令和５年７月
澄川麦酒株式会社
代表取締役　村田哲太郎
取締役社長　木村亮太